呼吸が浅い人が絶対に緩めるべきポイント

呼吸が浅い人が絶対に緩めるべきポイント

「呼吸が浅い」「いつも息苦しい」「肩や首が張る」…こんな悩みを抱えていませんか? 呼吸の浅さは、体のさまざまな不調につながりますが、意外にもその原因の一つが 「腹筋の緊張」 であることをご存知でしょうか?
この記事では、 腹筋の緊張と呼吸の関係、そして呼吸を深めるために腹筋を緩める方法を解説します。

腹筋と呼吸の深さの関係

呼吸は、横隔膜という筋肉が中心となって行われます。 横隔膜は、胸とお腹の間にあるドーム状の筋肉で、息を吸うときに下がり、吐くときに上がる動きをします。

腹筋が緊張しているとどうなる?

〇横隔膜の動きが制限される
〇呼吸が胸だけで行われるようになる(胸式呼吸)
〇息が浅くなり、酸素不足や疲労感を感じやすくなる

腹筋が過剰に緊張していると、横隔膜が下に動きづらくなり、結果的に呼吸が浅くなってしまうのです。

腹筋が緊張する原因

腹筋が緊張する原因は、以下のような生活習慣や体の使い方にあります。

姿勢の悪さ
前かがみの姿勢や猫背になると、腹筋が縮こまり、常に緊張した状態になります。

ストレス
緊張や不安を感じると、無意識にお腹に力が入り、呼吸が浅くなることがあります。

過剰なトレーニング
腹筋を鍛えすぎていると、筋肉が硬くなり、柔軟性を失います。

慢性的な便秘
便秘の人は、お腹の圧力が高まり、腹筋が過剰に働いていることがあります。

腹筋を緩めるメリット

腹筋を緩めることで、以下のような効果が期待できます。

☑横隔膜の動きがスムーズになり、呼吸が深くなる
☑酸素供給量が増え、疲れにくくなる
☑自律神経が整い、リラックスしやすくなる
☑肩や首の負担が軽減される

腹筋を緩める方法

1. 腹式呼吸を練習する
腹筋の緊張を緩めるためには、深い腹式呼吸を行うことが効果的です。

やり方

★仰向けに寝て、両膝を立てる。
★お腹に手を置き、息を吸うときにお腹が膨らむのを感じる。
★息を吐くときにお腹がへこむのを意識。
★これをゆっくり5〜10分続ける。

2. お腹をマッサージする
腹筋を直接ほぐすためには、お腹のマッサージが効果的です。

やり方

★仰向けに寝て、おへその周りに手を置く。
★時計回りに優しく円を描くようにマッサージ。
★痛みがある部分は無理せず、ゆっくりほぐす。

3. 股関節のストレッチ
腹筋の緊張は骨盤や股関節の動きとも関連しています。股関節をストレッチして骨盤を整えることで、腹筋が緩みやすくなります。

おすすめストレッチ

☆ランジストレッチ
片膝を立て、もう片方の脚を後ろに伸ばして骨盤周りをストレッチ。
☆キャット&カウポーズ
四つん這いになり、背中を丸めたり反らせたりする動作で体幹をほぐします。

まとめ

呼吸が浅い原因の一つが「腹筋の緊張」だなんて意外ですよね。 しかし、腹筋を緩めることで横隔膜が動きやすくなり、呼吸が深まり、体が軽く感じられるようになります。
肩こりや疲れやすさにもつながる「浅い呼吸」、その改善には腹筋のケアが欠かせません。 もし、「呼吸が浅い」「肩こりがつらい」という悩みを抱えているなら、一度腹筋の状態を見直してみてください。
当院でも、あなたに合ったケア方法を一緒に考え、サポートします! まずはお気軽にご相談くださいね。