股関節の動きが悪いと肩がこる!?

股関節の動きが悪いと肩がこる!?

肩こりに悩む人の多くは、肩周りの筋肉ばかりを気にしていませんか? 実は、肩こりの原因が 股関節の動き にあることも珍しくありません。 特に歩行時に股関節がしっかり動いていないと、体全体の動きが制限され、肩や首に負担がかかります。 この記事では、 股関節と肩こりの意外な関係 と、その解決策を解説します。

歩行時の股関節の役割とは?

歩行は、脚だけの運動ではありません。実際には全身を使った「連動した動作」です。 特に股関節は、 歩くたびに骨盤を前後に動かし、体幹や肩を連動させる重要な役割を持っています。 股関節がスムーズに動くと… 骨盤が自然に左右に動き、体幹がねじれる 上半身も自然に連動して動き、肩や首に余計な力が入らない 全身の血流が良くなり、肩こりや疲労が軽減される しかし、股関節の動きが制限されると、この連動が崩れてしまいます。

股関節の動きが悪いと肩こりになる理由

股関節の動きが悪いと、歩行時に体を効率的に使えなくなり、肩や首への負担が増大します。以下がその理由です。

1. 骨盤の動きが制限される
股関節が硬くなると、骨盤のスムーズな前後運動が妨げられます。 これにより体幹が十分にねじれず、上半身の動きが固定化されてしまいます。

2. 肩や首が頑張りすぎる
骨盤や体幹が動かない分、上半身を動かそうとして肩や首の筋肉が過剰に使われます。 これが肩こりや首のハリを引き起こす原因です。

3. 血流が悪化する
股関節が動かないと下半身の血流が滞りやすくなります。その結果、肩や首周りの血流も悪くなり、コリが慢性化します。

チェック!あなたの股関節は動いてる?

以下の項目に当てはまる場合、股関節の動きが悪くなっている可能性があります。

☑歩幅が狭くなった
☑腰や膝が痛くなることが多い
☑足先が外側に向いている(いわゆるガニ股)
☑歩行時に肩や首が疲れやすい
☑片足立ちが難しい
股関節の動きが制限されると、全身のバランスが崩れ、肩こり以外の不調も出やすくなります。

肩こりを改善するための股関節ケア方法

股関節の柔軟性を取り戻すことで、肩こりの軽減や全身の動きの改善が期待できます。以下の方法を試してみましょう!

1. 股関節ストレッチ
簡単なストレッチを習慣にすることで、股関節の動きを改善できます。
・ひざ倒し運動
仰向けに寝て両膝を立て、左右にゆっくり倒します。股関節を無理なく動かしましょう。
・ハトのポーズ(ヨガの一種)
片膝を前に曲げ、もう片方の脚を後ろに伸ばして腰をストレッチ。股関節周りをほぐします。

2. 歩行中に意識するポイント
普段の歩き方にも注意を払うことが重要です。
・大股で歩くように心がける
・脚だけでなく骨盤を意識的に動かす
・背筋を伸ばし、腕を自然に振る

3. 骨盤のケア
骨盤のバランスが崩れている場合、鍼灸や整体で調整するのも効果的です。
骨盤が整うと股関節の動きもスムーズになり、肩こりが軽減されます。

4. 体幹を鍛えるエクササイズ
体幹を強化すると、歩行時の全身の動きがスムーズになり、肩や首への負担が軽くなります。

・プランク
両肘を床につけ、つま先で体を支えます。お腹に力を入れて30秒を目安にキープ。

まとめ

歩行時に股関節がしっかり動いているかどうかは、肩こりを含めた全身の健康に大きく影響します。 もし、肩こりが慢性的でお悩みの場合、股関節の動きを見直してみると良いかもしれません。 「肩こりを根本から解消したい」と思ったら、ぜひ当院にご相談ください! 全身のバランスを整え、健康的な毎日をサポートします。 LINEでお気軽にお問い合わせを!