寝酒は眠れる⁉ 睡眠にまつわるウソとホント
堺市中区深井にある鍼灸院AZE院長の乾です。
今日は『寝酒は眠れる⁉ 睡眠にまつわるウソとホント』についてお話しします。
「寝る前にお酒を飲むと、ぐっすり眠れる」
「お酒を飲むとすぐに寝落ちできるから、睡眠にいいはず」
こんなふうに思っていませんか?
確かに、お酒を飲むと 一時的にリラックスして眠気を感じやすくなります。
しかし、 実は「寝酒」は睡眠の質を下げる原因 になっているんです!
今日は、 寝酒にまつわるウソとホントを解説し、 質の良い眠りを手に入れる方法をご紹介します。
「寝酒でよく眠れる」はウソ⁉
「お酒を飲むとすぐに眠れる」というのは 半分ホントで半分ウソです。
✅ ホントの部分
お酒には リラックス作用 があるため、飲むと 眠気が早く訪れる のは事実です。
特に アルコールには神経を抑制する働き があり、気持ちが落ち着いて入眠しやすくなります。
❌ ウソの部分
お酒を飲んで寝ると、 眠りが浅くなり、夜中に何度も目が覚める ようになります。
これは、アルコールが分解される過程で 交感神経が刺激され、睡眠が妨げられる ためです。
特に、次のような影響が出ます。
✔ ノンレム睡眠(深い眠り)が短くなる → 体がしっかり休めない
✔ 夜中に目が覚める回数が増える → 途中で何度も目覚める
✔ 利尿作用が強くなる → トイレで目が覚める
✔ いびき・無呼吸が悪化 → 呼吸が浅くなり、疲れが取れない
つまり、 「寝酒」は眠りの質を大きく低下させてしまうんです。

「じゃあ、お酒は絶対ダメ?」
お酒を完全にやめるのは難しい…という方も多いはず。
そこで、 睡眠の質を下げないお酒の飲み方 をご紹介します。
1. 就寝3時間前までに飲み終える
アルコールが分解されるのには 約3時間 かかります。
寝る直前に飲むのではなく、 遅くとも就寝3時間前には飲み終えるのが理想です。
2. お酒の量を控えめにする
アルコールの摂取量が多いほど、睡眠の質は悪化します。
✔ ビールなら 350ml(1本)まで
✔ 日本酒やワインなら グラス1杯程度
✔ 焼酎・ウイスキーなら シングル1杯まで
適量を守ることで、 睡眠への悪影響を最小限に抑えることができます。
3. お酒と一緒に水をたくさん飲む
アルコールの利尿作用で 脱水状態になると、夜中に目が覚めやすく なります。
お酒を飲むときは 同量の水を一緒に飲む ようにしましょう。
本当に「ぐっすり眠れる習慣」は?
「寝酒がダメなら、どうしたらぐっすり眠れるの?」
そんな方のために、 質の良い眠りを作る習慣 をご紹介します。
1. 寝る1時間前に「ぬるめのお風呂」
お酒ではなく、 お風呂でリラックス するのがおすすめ。
38〜40℃のぬるめのお湯に15分 ほど浸かると、 副交感神経が優位になり、自然な眠気が訪れます。
2. 夜のスマホをやめる
スマホやパソコンのブルーライトは脳を覚醒させるため、寝る前は控えめに。
寝る前は 間接照明にして、目と脳をリラックス させましょう。
3. 足ツボマッサージで眠りのスイッチをON
足には 「失眠(しつみん)」という快眠のツボ があります。
かかとの中央を3秒ずつ押してほぐす ことで、ぐっすり眠れるようになります。
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