自律神経を整える夜の過ごし方
堺市中区深井にある鍼灸院AZE院長の乾です。
今日は『自律神経を整える夜の過ごし方』についてお話しします。
最近、「なんとなく疲れが取れない」「寝つきが悪い」「朝スッキリ起きられない」といったお悩みを抱えていませんか? それは自律神経のバランスが乱れているサインかもしれません。
自律神経は、私たちの体の調子を整える重要な役割を担っており、交感神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)のバランスが大切です。特に夜の時間帯に副交感神経がしっかり働くことで、質の良い睡眠や翌日のコンディションが決まります。
そこで今回は、鍼灸の視点から 「自律神経を整える夜の過ごし方」 をご紹介します。
夜のスマホ・PCは控えめに
寝る前にスマホを見たり、PC作業をしたりしていませんか?
ブルーライトは脳を刺激し、交感神経を活発にしてしまいます。最低でも 寝る1時間前にはスマホやPCをオフに し、目や脳を休めましょう。
🏮おすすめの代替習慣
温かい照明の下で本を読む
ストレッチや深呼吸をする
アロマを焚いてリラックスする

寝る前の「お灸」や「ツボ押し」
鍼灸では、自律神経を整えるためのツボがいくつかあります。特に夜におすすめなのが 「失眠(しつみん)」と「内関(ないかん)」 のツボです。
失眠(しつみん)
<場所>足の裏のかかとの中央
<効果>不眠改善・リラックス・血行促進

内関
内関(ないかん)
<場所>手首の内側、手首のシワから指3本分上の中央
<効果>ストレス緩和・胃腸の調子を整える・自律神経の安定
寝る前に 5秒ずつ、ゆっくりと押す だけでも効果があります。お灸ができる方は、心地よい温度でお灸をすると、さらにリラックス効果が高まります。

ぬるめのお風呂で副交感神経を優位に
「熱いお風呂が好き!」という方も多いですが、寝る前に熱すぎるお湯に入ると、交感神経が刺激されて目が冴えてしまいます。
💡 おすすめの入浴方法
38~40℃のぬるめのお湯に15~20分つかる
ラベンダーやカモミールなどのアロマオイルを活用する
入浴後はゆっくりと深呼吸しながら体を休める
こうすることで、副交感神経が優位になり、自然と眠りやすくなります。

深い呼吸で心を落ち着ける
自律神経を整えるには 「呼吸」 がとても大切です。現代人は無意識に浅い呼吸になりがちですが、深い呼吸をすることでリラックス効果が高まります。
4-7-8呼吸法
4秒かけて鼻から息を吸う
7秒間、息を止める
8秒かけて口からゆっくり息を吐く
これを4~5回繰り返す
この呼吸法をすると、心が落ち着き、副交感神経がしっかり働きやすくなります。

「今日よかったこと」を振り返る
寝る前にポジティブな気持ちを持つことで、自律神経のバランスが整いやすくなります。
📖 おすすめの習慣
その日にあった「小さな幸せ」を3つ書き出す
感謝できることを思い出す
楽しいイメージを膨らませながら眠りにつく
こうした習慣を続けることで、ストレスが軽減され、心と体がリラックスしやすくなります。

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