ほうれい線が深くなる原因
堺市中区深井にある鍼灸院AZE院長の乾です。
今日は『ほうれい線が深くなる原因』についてお話しします。
ほうれい線が深くなるのは、「肌のたるみ」と「表情筋の衰え」が大きな原因です。美容鍼灸では、これらの原因を東洋医学と解剖学の両方からアプローチしていきます。今回は、わかりやすく解説していきますね。
① 顔の筋肉（表情筋）の衰え
顔にはたくさんの筋肉があり、笑ったり、話したりするときに動きます。しかし、加齢や無表情の時間が長いと、筋肉が衰えてハリがなくなり、頬が下がってほうれい線が目立ってきます。特に「大頬骨筋（だいきょうこつきん）」や「小頬骨筋（しょうきょうこつきん）」といった頬を持ち上げる筋肉が弱ると、ほうれい線が深くなります。
② コラーゲンやエラスチンの減少
肌のハリを保つのに必要なのが、コラーゲンやエラスチンといった成分です。これらは加齢や紫外線、ストレスなどの影響で減少し、肌の弾力がなくなります。その結果、肌がたるんでほうれい線が目立ちやすくなります。
③ 血流やリンパの滞り
血流が悪くなると、顔の細胞に必要な酸素や栄養が届きにくくなり、老廃物もたまりやすくなります。これがむくみやくすみにつながり、結果的にほうれい線がよりくっきり見えてしまいます。特に、首や肩がこっている人は、顔への血流が悪くなりやすいので注意が必要です。
④ 姿勢の悪さ（猫背・スマホ首）
現代人はスマホやパソコンを見る時間が長く、首が前に出る「スマホ首」や猫背の人が増えています。この姿勢になると、顔全体が下に引っ張られ、頬が垂れてほうれい線が深くなります。さらに、首やあごの筋肉が固くなることで、顔のたるみを加速させてしまいます。
⑤ 噛み癖や食いしばり
片側ばかりで噛むクセがあると、顔の筋肉のバランスが崩れて、ほうれい線が片側だけ深くなることも。また、無意識の食いしばりは、筋肉を緊張させて血流を悪くし、たるみやシワを作りやすくします。
美容鍼灸でできること
美容鍼は、顔の筋肉を直接刺激し、血流を促すことで、たるみやシワを改善する効果が期待できます。また、鍼による微細な傷が修復される過程でコラーゲンの生成を促し、肌のハリを取り戻すのをサポートします。さらに、首や肩のコリをほぐすことで、顔全体の血流を改善し、むくみやくすみを軽減します。
ほうれい線を予防・改善するためには、普段から表情筋を動かし、姿勢を意識し、血流をよくすることが大切です。美容鍼と日常のケアを組み合わせて、若々しい表情をキープしましょう！
3. 美容鍼でさらに効果的にケア！
ほうれい線、たるみ、二重アゴといった“オバハン顔”の特徴を防ぐためには、日常的なケアが大切です。顔の筋肉を鍛えること、血行を良くすること、紫外線対策を徹底すること、そして良い姿勢を保つことが基本です。そして、美容鍼のような専門的なケアを取り入れることで、さらに効果的に老化を防ぐことができます。
“オバハン顔”にならないために、今から少しずつケアを始めましょう。きっと、年齢を重ねても若々しく、健康的な顔を保つことができるはずです！
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