膝の痛みを改善するには?
堺市中区深井にある鍼灸院AZE院長の乾です。
今日は『膝の痛みを改善するには?』についてお話しします。
「膝が痛いのですが、どうしたら治りますか?」という質問は、僕の施術を受けに来られる方からよくいただきます。膝の痛みにはさまざまな原因があり、それに応じた対策が必要です。今回は、膝の痛みの原因や鍼灸によるアプローチ、日常生活でできるケアについてお話しします。
膝の痛みの原因とは?
膝の痛みは、大きく分けて以下のような原因が考えられます。
加齢による関節の変化(変形性膝関節症)
40代以降の女性に多く見られ、軟骨がすり減ることで炎症や痛みが生じます。
筋力の低下や使いすぎ
太ももの筋力(特に大腿四頭筋)が弱ると、膝への負担が増えて痛みが出やすくなります。
姿勢や歩き方の問題
O脚やX脚、猫背などの姿勢の乱れが膝に負担をかけることもあります。
スポーツや日常動作による負傷(靭帯損傷・半月板損傷など)
運動中の転倒や急な動きが原因で、膝を痛めるケースもあります。

鍼灸による膝の痛みの改善
鍼灸では、膝の痛みを和らげるために以下のような施術を行います。
① ツボを使った施術
膝の痛みに有効なツボを刺激することで、血流を促し、炎症を鎮める効果が期待できます。
<代表的なツボ>
血海(血海)膝上の内側、お皿から指3本上
足三里(あしさんり) ひざ下の外側、お皿から指4本下
膝眼(しつがん)お皿の下のくぼみ
② 鍼による筋肉の緊張緩和
硬くなった太ももやふくらはぎの筋肉に鍼をすることで、膝への負担を軽減します。
③ お灸で血流促進
冷えが関与する痛みには、お灸を使って膝周りを温めることで、痛みの緩和が期待できます。

自宅でできるセルフケア
膝の痛みを予防・改善するためには、日常生活でのケアも大切です。
1. 軽いストレッチ&筋トレ
太ももの前側のストレッチ(膝の柔軟性を高める)
膝を支える筋力トレーニング(スクワットやレッグエクステンション)
2. 体を冷やさない
膝の痛みは冷えによって悪化することがあるため、湯船にしっかり浸かることや、レッグウォーマーの着用もおすすめです。
3. 食事で関節の健康をサポート
コラーゲン(鶏の手羽、豚足、ゼラチン)
カルシウム&ビタミンD(小魚、チーズ、きのこ類)
抗炎症作用のある食品(生姜、はちみつ)
ひざ痛改善を本気で目指すなら、プロの手を借りよう!
まずは今の状態が分からないと、手段ばっかり追いかけても、意味の無いことをしてしまったら時間も労力も無駄になります。まずは、今どんな状態か詳しい人に見てもらいましょう!通うか通わないかはそこから判断しても問題ありません。
